びた銭         平成18年7月12日 田村 昇三氏投稿

                 
                【 善魔の o/~雑学  “びた銭”】

                 

 「びた一文やらない」の“びた”とは何だと思いますか。
これは質の悪い銭のこと。
造幣局によれば、大和朝廷は銭貨を作っていましたが、権力が弱まるにつれて銭貨の信用も失われ、平安時代には鋳造されなくなります。

 それから室町までの約400年間、日本の都市部で使われたのが、中国から大量に輸入された渡来銭。室町時代にはそれでは足りず、私鋳銭や磨り減った悪銭が出回り、これが“びた銭”と呼ばれます。
このびた銭は質が悪いため、割り増しを要求されたり、受け取り拒否されることもあったといいます…。

 それにしても、外国の貨幣を輸入して使っていたとは意外でした。
当時の朝廷より、宋や明のほうが信用があったということでしょうか。
今更ながらに、お金と信用は切っても切れない関係なのだなと思います。

 Chinaも昔日の夢の再現を願うなら、この時代の先人の歴史を猛烈に勉強をし、とにかく反日 の姿勢を再考し、一党独裁の共産主義を改めるべきでしょうne。

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