e-Silverの皆様へ
                             竹森です。
 
瓢箪を持っている人をみると、なんとなく風流な感じがして、憧れがありました。
いつかは風流な暮らしを夢見て(と言うほど大げさではないですが)、あるとき瓢箪を作りました。この写真は今家にある瓢箪です。
背景はもっと相応しいものがいいのでしょうが、いまの我が家では望むべくもありません。現実は上手くいかないものです。
 
今日は、この瓢箪を作った概要をご紹介させて頂きます。興味のある方は、一度ご自分でお作りになるのもいいかと思います。結構面白いものです。
ただ、作るときに瓢箪を腐らせますが、その時はきつい悪臭がでますので、都会ではおやめになった方がいいでしょう。
左の方は高さ25cm右の方は長さ85cmです。右側はぶら下げるものです。

写真クリックで拡大表示されます。
   
5月の連休中に瓢箪の苗をホームセンターで買って、植え付けました。品種はそこで調達できるもの数種類だったと思います。
植え付けてから、杖を立てたり、ネットを張ったりして、6月、7月と過ぎ、下の写真のようになりました。これはとある日のとある農園での生育状況です。
 
 
  
8月のお盆頃に、実を取りました。いい出来のものは僅かでした
   
 
瓢箪を腐らせるときは、水に一か月ほど浸けます。このように容器にいれ、瓢箪全体が水の中に沈むようにします。少しでも空気に触れている箇所があるのは良くありません
 
 
  
こうして1カ月ほど経つと、瓢箪の外側や内側が腐ってきます。腐ると外側の皮がはがれるか、変色して瓢箪の色になります。内側は液状に近くなります。それを針金などでつついてほじくり出します。この腐った状態の臭いはきつくてたまりません。
 
中身を出した瓢箪は数か月ほどは乾燥させます。するとだんだん色が濃くなってきて本来の瓢箪の色に近づいてきます。乾燥途中も臭いしています。よく風通しのあるところがいいでしょう。
 
まあ1年ほど経てば瓢箪らしくなってきます。次にはやはりひも等をつけないと瓢箪らしくないですね。このつけ方などは全然しりませんでしたが、とある町に瓢箪専門のお店があることが分かりまして、そこに行くことにしました。そこは全国愛瓢会の支部でもあるようです。これはその店内の様子です。
   
このお店でひも等をつけてもらって、やっと完成状態になった次第です。2年ほどはかかったと思います。いまはこんなお遊びはできません。
以上でございます。

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